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明るい民主府政をつくる会がニュース「明るい民主府政」第866号を発行しました。
[1面]
カジノはとめられる!
24時間バクチで眠らない街より、省エネ・再エネの街を
カジノがなくても、大阪には食と文化・歴史がある
[2面]
・子どもがあぶない カジノのターゲットは日本人しかも子ども
・ギャンブル依存症が増え、家庭崩壊・犯罪増加へ
・韓国のカジノの街…自殺率トップで「奇怪な街」に
・舞洲・カジノに巨額の公費が使われる
舞洲は「負の遺産」ではありません
・ごみの最終処分地、大阪港の維持のため長く活用しよう
[PDF]「明るい民主府政」第866号 2023年3月1日 1面
[PDF]「明るい民主府政」第866号 2023年3月1日 2面
2023年2月10日
大阪市をよくする会常任幹事会
大阪市をよくする会は、今回の選挙を二度の住民投票で勝利し、大阪市を残し、現職の松井一郎氏を引退に追い込んだ中で迎える選挙であり、投票率を住民投票と同等に引き上げ、多くの市民のみなさんと幅広い市民団体とも協力して選挙勝利をめざしてきました。
具体的には、大阪市長選挙政策「あなたと私がつくる大阪市ビジョン2023」を24行政区や構成団体との議論を繰り返して練り上げるとともに、候補者擁立をめざしてきました。
大阪市をよくする会は、2月8日に「アップデートおおさか」が市長候補に北野妙子氏を擁立することを発表したことを受け、9日に臨時の常任幹事会を開くとともに、地域団体代表者会議を開催して構成員・構成団体と率直な意見交換を行いました。
そして、大阪市長選挙のとりくみ方向について、以下の方向を確認しました。
① 大阪市をよくする会として維新市政を転換し、大阪市を守った市民の願いに応えるために候補者擁立を見送ります。
② 選挙では北野妙子氏への大阪市をよくする会としての「自主的支援」は行いません。
③ 維新がすすめる「府市一体」化は、大阪市の権限と財源の大阪府への吸い上げです。これを止めるために、明るい民主大阪府政をつくる会から大阪府知事選挙に立候補を表明しているたつみコータロー氏の当選めざし全力をあげます。
④ 大阪市をよくする会の市長選挙政策の実現にむけ全力をあげて奮闘します。
大阪市をよくする会の市長選挙政策は、カジノは直ちに中止し、大阪市の豊かな財政と政令市の権限を活用して、次の課題の実現をめざします。
1)何より住民の命、くらしを守りぬく自治体をめざす。2)子どもを産み育てたいと思う大阪市へ!子どもの笑顔輝く大阪市をめざす。3)すべての世代が安心してこころ豊かにくらせる街、だれひとり取り残さない街大阪市をめざす。4)すべての人の人権が守られ個性豊かに、平和に、安全に暮らせる街をつくる。5)中小企業への支援を強め、活気あふれる大阪の街をつくる。6)地域住民が企画立案から参加する市・区システムをつくる。
候補者擁立を見送ることにより、維新政治に終止符を打つ私たちの活動は、新たなステージに変わりました。
住民投票のように市長選挙をたたかい、カジノ中止を勝ちとり、大阪市長選挙政策「あなたと私がつくる大阪市ビジョン2023」をさらに豊富化させ、そこに込められた願いを実現するため全力を挙げて奮闘します。
以上
[PDF]2023年大阪市長選挙について
カジノに反対する大阪連絡会がビラを作成しました。
(1面)カジノはいらない
約束破り790区円も税金投入
さらにカジノ用地の賃料を不当に値下げ!?
疑惑 35年で500億円もカジノ業者優遇
(2面)破たんしたベイエリア開発の再現
夢洲・カジノを止めよう
夢洲はごみ処分場として活用を
カジノ反対が多数です
(1面)(2面)
[PDF]カジノはいらない2023年1月ビラ(1面)
[PDF]カジノはいらない2023年1月ビラ(2面)
12月13日、大阪から12名の代表が上京し「カジノを認可するな!」の要請署名の第3次提出を行いました。大阪府下そして全国から集まった署名14,957人分を提出し、累計123,174人分となりました。
そして、国交省と内閣府とは4度目、環境省とは初めての協議を行いました。大阪と長崎から4月末に申請された「カジノ誘致計画」は国で審査が続いています。
大阪府・市の当初の目論見の「夏頃」を「秋頃」に変更していましたが、年末の現在も審査は継続され、越年するとのマスコミ報道が出ています。(国交省は「年内判断もありうる」と報道を一応否定して見せます)
これは、私たちやカジノに反対する多くの人たちのとりくみの成果であり、夢洲の土壌問題の深刻さを国に反映してきた成果が表れたものです。
「審査委員会の7名の委員には土壌の専門家がいない」という私たちの指摘に対して、国は10月28日付で3人の地盤工学と津波・高潮の専門家をオブザーバーとして委嘱しました。これは夢洲の土壌汚染、地盤沈下、津波・高潮などを検討するためで、大阪案件だと国交省が認めました。
これらの検討のために大阪市に資料請求するなど、一定の時間を要するため、「年内判断」は物理的に困難だと言えます。
また、人体に有害なPCBの存在が重大問題として浮上しています。
大阪市は1カ所のボーリング調査だけで「PCBは存在しない」と主張していますが、11月の交渉で夢洲に基準値の28倍ものPCBを含む土砂が投入されていることを示す資料を国に提供しています。
今回初めて協議した環境省に対し、①港湾局やIR推進局がカジノ用地を何本もボーリング調査していること、②その土壌サンプルで汚染物質調査が可能であることを指摘しました。
環境省はそれに対して、大阪市に資料を求めていることと、まだ提出されていないと回答しました。これは新たな情報であり、大阪市の責任が改めて問われます。
11月の協議に続き、「カジノ用地の賃料に関わる疑惑」をやりとりしました。この問題は「認可」の前提として必ず満たさないといけない「要求基準」に関係することであり、「違法行為が発覚したら、認可した後でも取り消す」との国交省との9月の回答もあり、極めて重大な問題です。
国交省から協議に参加した佐藤参事官は、私たちの指摘に対してまともに答えず、現時点では「違法と認定されていない」とか「程度の問題」などという官僚答弁で返します。この不誠実さは、問題の重大性の裏返しと言えます。大阪市の土地鑑定談合疑惑・「違法行為」を許さないとりくみが求められます。
カジノ推進の国交省の姿勢を打ち破る運動の強化を!
国交省観光局・佐藤参事官は、これまでの協議で対応した国交省の担当者では最も上役で、国会では政府答弁者を務める人物、今年7月に防衛省防衛政策担当からカジノ担当に異動となった官僚です。答弁の端々にカジノ認可を推進する姿勢がにじみ出る発言を行っており、私たちの運動を一回り大きく広げる必要性を再確認した交渉になりました。国の判断は越年が濃厚です。
あらゆるとりくみの際に「カジノを認可するな!」の署名を携え、引き続き反対世論を広げるとりくみを呼びかけます。