夜陰に紛れてケヤキ伐採 維新市政 市民との対話を断絶
扇町公園のシンボルツリー・ケヤキが夜間に切られました。
なんてことを!怒!
これが維新市政の本質です。
憲 法、地方自治法を守るべき行政なのに、自ら破る醜態を見ました。
公園も樹木も公共財です。
異なる市民の意見があるなら、保留すべきところを強行するのは首長、議会の多数で何でもできることにしてしまった市民不在の十数年です。
何でそこまでこだわるのか本質を見極め明らかにしたい。
行政内部でもNOと言えない息苦しさがあるのでしょうか?
市民がどこまで抵抗し、悪政に辛抱できるのか、耐えうるのか実験台に使われている気がします。
青い包帯にまかれたケヤキ
枝、葉も切り落とされ、幹の一部を残し、無残な姿から何かを訴えているように感じました。長年にわたり扇町公園の丘に誇らしげにそびえ立ち、市民を癒し、やすらぎを与えてくれたケヤキ。行きかう人をかばう様に雨をしのぐことができました。風を和らげて、日照りから私たちを守ってくれました。
ほんとうにありがとうと感謝したい。
ベトナム戦争最中の1971年、トランボの脚本・監督により映画化された「ジョニーは戦場へ行った」をふと思い出しました。
第一次世界大戦へと出征し異国の戦場で砲弾により目(視覚)、鼻(嗅覚)、口(言葉)、耳(聴覚)を失い、運び込まれた病院で両腕、両脚も切断されてしまう。それに対して、ジョニーは答える。「自分を公衆の前に出して陳列してくれ(自分を維持するにはお金が掛かるはずだから、その見物料金を充ててもらいたい)」モールス信号で残った体で訴える物語です。私は、諦めません。今失われている「公共」を取り戻すためにあらゆる部面で維新政治と立ち向かいます。多くの市民のみなさんと手を携えて、このケヤキの叫びを無駄にしたくありません。
投稿(文・写真) 中央区 藤原一郎さん