毎日新聞は9月25日、次の報道を行いました。
有識者でつくる「大阪市ごみ焼却場整備・配置計画検討委員会」は24日、市内最古の焼却場「森之宮工場」(城東区)の存廃について、廃止よりも現地での建て替えが最良として平松邦夫市長に報告することを決めた。平松市長は報告を受け、最終判断をする見通し。
建て替え案は敷地を隣接する市有地に拡張して、現在より約4000平方メートル広い約1万7000平方メートルにし、年間処理能力11・9万トン(日量400トン)の新工場を建設する。
市はこれまでの検討委で、(1)廃止(2)現敷地での建て替え(3)近隣に用意した整備計画用地での建設--の3案を提示。この日の検討委では市が、安定した処理能力が確保できる▽市中心部に位置し収集運搬費用が低額▽建設費や管理運営費が低額--などとして、(2)が「比較的優位」との考えを示し、委員から異論は出なかった。