大阪市をよくする会

よくする会が常任幹事会アピールを発表

[2011.11.9]-トピックス

《常任幹事会アピール》
わたし考一さんの出馬中止の決断を正面から受けとめ、すべての構成団体が「市長には、反橋下の平松さんへ」「知事は梅田さんを」の論議を急いですすめ、直ちに行動に踏み出しましょう!

                   2011・11・8   大阪市をよくする会常任幹事会   

11月5日、わたし考一さんの市長選挙出馬を中止するとの記者会見を行いました。この記者会見をまたず、テレビ、新聞などが先んじて報道しました。

わたし考一さんは、出馬中止の理由を「大阪からファシズムの台頭を許してはならないという大阪市民のみならず全国の声を活かすにはこれしかない」「この決断が独裁政治を阻止し、私たちの要求実現への道を切り開いていくための現時点で最善の判断だと確信する」と述べ、「現大阪市政の評価について、暮らしの問題や巨大開発のあり方についてこれを変えるものではありません」が、少なくとも平松氏が「橋下・『維新の会』の独裁的なやり方を批判し」、「『大阪都』構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにされて」いることに注目し、「平松氏が今後ともこうした態度を堅持されることを願い、今回選挙戦では独自の立場から支援してまいります」と述べました。
このわたし考一さんの態度表明について、「よくぞ賢明な決断をされた」、「英断に感服した」、「渡司さんが立候補を表明して論戦を張ってきたことで、橋下氏の問題点を広める機会になった」など、各方面の方々から歓迎、共感の声が寄せられています。

 大阪市をよくする会の構成員団体のみなさん。
橋下・「維新の会」の独裁市政を許してしまえば、私たちがこれまで草の根の運動で積み上げてきた運動と要求実現の道そのものが閉ざされてしまいます。また、貧困と格差の広がりや「2大政党政治」の行き詰まりなどから、社会・政治に対する国民の閉そく感が広がるもとで、橋下流「独裁政治」が日本の政治に重大な影響を与えることになるでしょう。市民の声や願いを圧殺する「独裁政治」は何としても阻止しなければなりません。

知事選・市長選の告示を目前にして、すべての構成団体のみなさんに呼びかけます。「知事には梅田章二さんを」、「市長には反橋下、平松さんへ」の論議を急いですすめ、直ちに行動に踏み出しましょう。
橋下「独裁市政」実現を阻止するたたかいは、憲法と民主主義を守る大義あるたたかいです。この歴史的な選挙で、わたし考一さんの「英断」を積極的に受けとめ、「よくする会」構成員のみなさんのいっそうのご奮闘を心から呼びかけるものです。