大阪市をよくする会

11月22日を歴史に残る勝利の日に 大阪市長選挙の告示にあたって(アピール)

11月22日を歴史に残る勝利の日に
大阪市長選挙の告示にあたって(アピール)

2015年11月8日
大阪市をよくする会

 

 11月22日のダブル選挙の投票となる大阪市長選挙が告示されました。大阪市をよくする会は、明るい民主大阪府政をつくる会とともに、オール大阪の共同の力で橋下・維新政治に終止符を打つために、市長選では柳本あきら候補、知事選ではくりはら貴子候補の勝利のために全力をあげる決意です。橋下・維新政治を終わらせ、まっとうな府政・市政を取り戻すため、すべての構成員のみなさんに、あらゆるつながりを活かしての対話と宣伝を呼びかけます。

 

 維新府政の8年間、維新市政の4年間が住民にもたらしたものは、分断と対立をあおり、福祉・サービスの切り捨て、教育破壊、中小企業冷遇などによる地域経済疲弊の政策でした。こうした橋下・維新政治によって、貧困と格差がさらに広がり、学校現場は荒廃し、不登校や校内暴力が激増する事態に至っています。

 

 橋下・維新政治は、ありもしない「ムダな二重行政」を描き出し、大阪市を廃止・解体する「大阪都構想」を打ち出し、ウソとペテンで市民を惑わしています。今回のダブル選挙は、こうした橋下・維新政治を継続するのか、それとも住民の声に耳を傾け、地方自治と民主主義に基づくまっとうな府政・市政を取り戻すのかが問われる選挙です。

 

 橋下・維新政治は、議会で一旦否決された住民投票を強引に実施しましたが、大阪市民は5月17日の住民投票で「大阪市を存続させる」判断を下しました。勝利に導いた最大の力は共同の広がりにありました。この共同の力をさらに発展させようではありませんか。

 

 柳本あきら市長候補は、敬老パスの乗車ごとの50円負担廃止、住宅リフォーム条例、非正規雇用から正規雇用に転換した企業の支援、子ども医療費助成の所得制限撤廃と18歳までの無償化検討、あたたかい中学校給食などを掲げています。くりはら貴子知事候補は防災拠点にならない危険でムダな咲洲庁舎からの撤退、経済対策はカジノや道頓堀プールなどでなく中小企業支援の強化、高校の学区撤廃や高校入試制度の度重なる変更による教育の混乱をストップさせることなどを掲げています。

 

 これらの公約が生まれた背景には、市民の粘り強い運動とともに住民投票のたたかいを通じての反維新の共同の発展があります。また、2人の演説を見聞きした人たちからは「心から応援しようという気持ちになった」などの声が寄せられています。共同の力で新しい大阪の未来を切り拓こうではありませんか。

 

 11月22日が後の世の人々に「大阪が橋下・維新政治による分断と混乱から決別し、新しい大阪の扉を開いた日」と評価されるよう、文字通りの歴史的勝利を勝ち取るために全力で奮闘しましょう。

 

[PDF]大阪市長選挙の告示にあたって(アピール)