「都構想」「維新政治」に終止符を打つ大きなチャンス!
ダブル選挙勝利へ、「よくする会」の総力を
2019年3月25日
大阪市をよくする会常任幹事会
◎第一声で「都構想に終止符を」ときっぱり
大阪府知事選挙に続き、昨24日、大阪市長選挙が告示されました。
知事候補の小西ただかず元副知事、市長候補の柳本あきら元大阪市会議員は、第一声で、今回の党利党略ダブル選を批判し、「都構想に終止符を打つ」ときっぱりのべました。柳本氏は、知事・市長を「権力者」と称する維新ではなく、「住民の代表」として、維新の支持者を含む270万市民から意見を聞き、現場の声で動く「日本一忙しい市長にさせて」と強調しました。自らの退路を断ち、この選挙に政治生命をかける決意をのべています。
◎柳本氏を自主的に支持し、「維新政治」を転換する
大阪市をよくする会は、3月18日の記者会見で「反維新」「都構想ノー」の立場で立った柳本氏を自主的に支援することを発表し、維新政治に終止符を打つ態度を表明しました。それは国政への態度やカジノ問題での違いはあるものの、「都構想」で大阪市をなくすという自治と民主主義破壊の「異質の悪政」を断固ストップさせる点では完全に一致しており、ここに今回の選挙の最大の争点があるからです。
カジノ問題は何よりも私たち自身のとりくみが決定的です。「カジノよりくらしの安心」をかかげ、しゃにむにひた走る維新に痛打を与え、これを「反維新のスローガン」「府民のスローガンに」なるところまでがんばりましょう。
◎激戦のなか、クッキリうかびあがる対決点
告示前後の日々の激しい選挙戦のなかで、3つの対決構図がうきぼりです。
第1に、「都構想」をきっぱり終結させる柳本さんか、中身もやり方も破たんしているのに、「都構想」をゴリおしする維新か、第2に、市政を市民に取戻し、子どもの教育、防災、大阪経済など、市政本来の仕事をすすめる柳本さんか、「カジノ」「都構想」ありきで、福祉・医療・防災はそっちのけの維新か、第3に、「都構想終結」をかかげ、保守層を含む広い市民の共同で推す柳本さんか、「一党一派」で反対の声や異論を排除する維新か。
◎「住民投票」のようにたたかい、歴史的勝利を
大阪市民は2015年の住民投票で、大きな共同をつくり、広げ、「ノー」の審判をつきつけ、大阪市を残しました。今回の選挙は「維新政治」の「異質の危険」を取り除き、「都構想」議論を終結させる絶好のチャンスです。住民投票の時のように正面からこれを大争点におしあげ、共同のたたかいを広げきれば、勝利できます。
そのために最終盤、あらゆる宣伝物を活用して対話を広げ、全構成員の力を引き出したたかい切りましょう。
① このアピールと「まるわかりパンフ」などを使って学習し、「都構想に終止符を打つために、市長には柳本さん(知事には小西さん)」と対話を広げに広げましょう
② 街頭配布用の機関紙も、あと2回連打されます。「カジノのぼり」「プラスター」「ポテッカー」で大宣伝を進めましょう
③ 決起集会やつどいをどんどん開き、最後の最後まで活動の担い手を増やしましょう。
以上