2度目の住民投票告示にあたって(声明) 2020年10月12日
大阪市の存続、都構想ストップ!
「よくする会」「明るい会」構成員の総決起で100万人対話をやりとげ
住民投票に必ず勝利しよう!
大阪市をよくする会
明るい民主大阪府政をつくる会
本日12日、大阪市を廃止し4つの特別区に分割する「都構想」の是非を問う住民投票が告示されました(11月1日投開票)。今回の住民投票は、2015年5月17日に行われた住民投票の「民意」に従わない維新と公明が、再び「都構想」を進めてきたことによるものです。「よくする会」「明るい会」両会は、前回に続き、2度目の「都構想」ノーの審判を下すため全力を挙げるものです。
今年2月以降、新型コロナウイルス感染症が拡大し、「カジノ」誘致反対や「都構想」阻止のたたかいは大きな影響を受けました。しかしそれ以上に、府民と大阪市民の命と暮らしが脅かされています。そんな中、自治体の公的役割が重要であることが改めて浮き彫りになりました。国や自治体がコロナ対策や生活支援にもっと力を注ぐことが求められています。
こんな時に、自らの政治目標である「都構想」を優先し、住民投票の実施を決めた松井大阪市長や吉村知事に対して、住民の中から疑問の声が上がっています。さらに、住民説明会や市民向け説明パンフが「都構想」推進に偏重していることに不信感が起きています。勝つためには手段を選ばない維新に負けるわけにはいきません。
刻々と情勢が変化する中で私たちは、一貫して大阪の住民生活を守り発展させる立場で運動を進めて来ました。また、維新の圧倒的な物量作戦と「大阪市ぐるみ」の運動に対して、地域連絡会と各団体の仲間が粘り強く宣伝と対話を進め、厳しい情勢を切り開いてきました。
さらに、「大阪市なくすな!心はひとつ10・1ネットワーク集会」は、大阪市中央公会堂をメイン会場に、府内8カ所のサテライト会場をつなぎ、ネット中継を含めて1700人が参加しました。中山徹教授の講演をはじめ、平松元市長など多彩なゲストがスピーチされ、サテライト会場との交流も好評で、文字通り「心がひとつ」になった集会として成功しました。私たちの運動に確信を持ち、いっそうの前進をつくり出そうではありませんか。
明日13日からは期日前投票が始まります。100万人対話をやり抜きましょう。「まるわかりパンフ」をすべての大阪市民に手渡しましょう。「パンフ」を手にすれば必ず変わります。そして市内100カ所の日刊ビラをみんなで成功させましょう。
大阪の未来が、あと20日間の奮闘によって決まります。私たちと、私たちに続く次の世代のために、すばらしい大阪をつくろうではありませんか。「よくする会」「明るい会」のすべての構成員のみなさんの行動参加を心から訴えます。