2023年大阪市長選挙について
2023年2月10日
大阪市をよくする会常任幹事会
大阪市をよくする会は、今回の選挙を二度の住民投票で勝利し、大阪市を残し、現職の松井一郎氏を引退に追い込んだ中で迎える選挙であり、投票率を住民投票と同等に引き上げ、多くの市民のみなさんと幅広い市民団体とも協力して選挙勝利をめざしてきました。
具体的には、大阪市長選挙政策「あなたと私がつくる大阪市ビジョン2023」を24行政区や構成団体との議論を繰り返して練り上げるとともに、候補者擁立をめざしてきました。
大阪市をよくする会は、2月8日に「アップデートおおさか」が市長候補に北野妙子氏を擁立することを発表したことを受け、9日に臨時の常任幹事会を開くとともに、地域団体代表者会議を開催して構成員・構成団体と率直な意見交換を行いました。
そして、大阪市長選挙のとりくみ方向について、以下の方向を確認しました。
① 大阪市をよくする会として維新市政を転換し、大阪市を守った市民の願いに応えるために候補者擁立を見送ります。
② 選挙では北野妙子氏への大阪市をよくする会としての「自主的支援」は行いません。
③ 維新がすすめる「府市一体」化は、大阪市の権限と財源の大阪府への吸い上げです。これを止めるために、明るい民主大阪府政をつくる会から大阪府知事選挙に立候補を表明しているたつみコータロー氏の当選めざし全力をあげます。
④ 大阪市をよくする会の市長選挙政策の実現にむけ全力をあげて奮闘します。
大阪市をよくする会の市長選挙政策は、カジノは直ちに中止し、大阪市の豊かな財政と政令市の権限を活用して、次の課題の実現をめざします。
1)何より住民の命、くらしを守りぬく自治体をめざす。2)子どもを産み育てたいと思う大阪市へ!子どもの笑顔輝く大阪市をめざす。3)すべての世代が安心してこころ豊かにくらせる街、だれひとり取り残さない街大阪市をめざす。4)すべての人の人権が守られ個性豊かに、平和に、安全に暮らせる街をつくる。5)中小企業への支援を強め、活気あふれる大阪の街をつくる。6)地域住民が企画立案から参加する市・区システムをつくる。
候補者擁立を見送ることにより、維新政治に終止符を打つ私たちの活動は、新たなステージに変わりました。
住民投票のように市長選挙をたたかい、カジノ中止を勝ちとり、大阪市長選挙政策「あなたと私がつくる大阪市ビジョン2023」をさらに豊富化させ、そこに込められた願いを実現するため全力を挙げて奮闘します。
以上
[PDF]2023年大阪市長選挙について