カジノ用地の第二次住民監査請求の結果について
9月20日に松井前市長らに損害賠償を求める住民監査請求を大阪市民496人が提出していました(監査委員会が451人のみ受理)が、11月18日、監査結果が公表されました。
➔ 監査結果の概要はこちら(大阪市HPに掲載)
➔ 本文などはこちら(大阪市HP)
掲載内容(概要/本文1 別冊1 別冊2/本文2/本文3)
大阪市:住民監査請求の状況【令和6年度請求分】 (…>監査委員>監査の実施状況)
カジノ用地格安賃料訴訟 学習会のご案内
住民監査請求の結果を踏まえ、松井元市長らに対する損害賠償を求める訴訟を予定していますが、現在の裁判の状況や争点についての学習会を開催しますのでご案内します。
日時:12月11日(水)午後6時30分~
場所:エルおおさか708号室
主催:カジノ用地格安賃料訴訟を支える会
➔ 案内ビラはこちら(PDF)お知り合いにお知らせください。
カジノ用地格第2次住民監査請求結果をめぐる報道(11月20日)
不適切賃料 市が誘導 大阪カジノ用地 監査委員が指摘
賠償請求認めず
大阪カジノリゾートの用地として市有地を格安で貸すことで約1046億円の損害を大阪市に与えたとして、大阪市民が松井一郎前市長らに賠償を求める住民監査請求の結果が18日に公表され、委員で意見が分かれたため請求は認められませんでした。しかし、カジノ用地の賃料設定については大阪市が誘導して不適切な価格設定が行われたとする厳しい意見が出されました。
勧告すべきとする監査委員は、「大阪市から各鑑定業者に対して価格を誘導しているのではないかと受け取られたとしても不思議ではなく不適切である」と指摘。また、不動産鑑定において新駅を考慮しなかったことについては、「賃料が土地の現況と整合しない価格になると想定される疑義がある」との意見や、勧告に賛成しない委員からも「賃料が適切に定められたということは難しい」との意見が出されました。
結果を受けて、カジノ格安賃料住民訴訟の藤永延代原告団長は、「世間一般の常識とかけ離れている。市民による行政監視がむなしくなるが、これで負けるつもりはない」とし、住民訴訟を起こす方針を明らかにしました。
◆NHK 関西 NEWS WEB
IRめぐる住民監査請求 賃料が適切かは結論出ず 大阪
【大阪IRカジノ格安賃料住民訴訟】松井前市長とカジノ事業者らに対して1045億円の損害賠償を求める住民監査請求 弁護士 長野 真一郎