4月15日(水)、大商連大会議室で開催され、53人の方が参加されました。ありがとうございました。提案された4議案は大きな拍手で確認され、新たな決意のもと活動を開始することになりました。今後とも皆さん方のご協力よろしくお願いします。
「活動のまとめと方針」「会則改正」「新役員体制」を喜多事務局長が提案、「決算報告と予算」を成瀬常任幹事が報告、会計監査報告を土田浩二会計幹事(関西中小工業協議会)と篠原俊一会計幹事(自由法曹団大阪支部)を代表して土田さんが報告されました。
提案後、「平松市政1年半の検証」と題して、渡司考一市会議員が個別課題と市民要求に係わって分かりやすく報告されました。「2月議会で敬老パスや後期高齢者医療の要求が意見書や決議にされ、予算が修正されるなどこれまでになかった事が起きている、オール与党体制が崩れ『新しい政治のプロセスがはじまった』ことが市民と世論の中で大阪市政でも息づいている」と報告。
喜多事務局長は議案提案で、「平松市長になって大阪市は変わったか」「どう変えるか」を市民の目線にそって提案。その上に立って、経費削減素案の撤回、同和行政の完全終結、中学校給食実現などの市民要求実現に向けた方針や組織活動強化を提案。2011年の次回市長選挙をも視野に、「公約違反の平松市長」をただす広範な世論の組織化と各界の人々との懇談を具体化していくことも強調。
参加者発言では、大阪市労組が職員削減計画の進行は市民サービスの徹底した切り捨てと自治体としての変質が始まっていると指摘、市高教は貧困拡大のもとでの生徒募集状況が激変、定時制高校で定員オーバーになった、貧困を背景にする教育問題の本格的取り組みが重要と訴えました。国保よくする会は子供の資格証明書問題での市の違法性を指摘し改善を求めていることが報告されました。市対連事務局長でもある是枝さん(民医連)は「よくする会との連携プレーが成果を生んだ、経費削減素案を反対だけでなく何故間違っているのか分析し、訴えてたたかえた」と発言。新婦人や大阪市教などからもこどもが置かれている実態に触れながら、平松市長が公約違反の上、教育を大きく変質させ後退させていることを訴えました。
世界同時大不況の今日、自治体の果たす役割が問われています。しかし、平松市長は公約を反故にしながら財界要求に寄り添う市政、経費削減素案の強行を進めています。持続可能な社会、まちづくりめざし奮闘していこうではありませんか。
総会では、事務局長に引き続いて喜多裕明さん、今総会から設置された事務局次長に成瀬明彦さん(市労組OB)、服部信一郎さん(大阪労連副議長)を選出しました。今後ともよろしくお願いします。