[2025.3.18] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
■弁論期日】
◇ 2025 年3月19日(水)11:00 ~
◇ 大阪地方裁判所 2階 202 法廷
10:35~ 傍聴券の抽選
■【報告集会】
◇ 2025年3月19日(水)11:30頃~(弁論期日終了後)
◇ 大阪弁護士会館 2階 202・203号会議室
[2025.2.14] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
夢洲カジノSTOP!住民訴訟 大阪地裁 大法廷は傍聴者で満席
市民生活後回し、カジノ事業者に格安賃料!
2025年1月27日(月)午前11時から大阪地裁202号法廷にて、大阪IRカジノ住民訴訟の裁判が行われました。
合同審理 すべてがカジノを止めるため
現在、裁判は、3つの市民グループによる ①カジノ用地の土壌改良費788億円の公金支出は違法であるとした差し止め訴訟、②カジノ用地の土地鑑定「談合」による安すぎる賃貸契約差し止め訴訟、③カジノ用地を無料で使わせながらの土地改良事業を差し止め訴訟、④格安賃料による損害賠償を横山大阪市長や松井前市長、さらに港湾局長、不動産鑑定士らに求める訴訟と、不当かつ違法なカジノ誘致を止める法廷でのたたかいとなっています。
市民の怒りを意見陳述
この日、原告の海道智紀さんが、カジノ事業者に格安賃料で便宜を図っている一方で、市民生活を後回しにしていることを厳しく指弾する意見陳述が行われました。
報告集会には約100名が集まり、それぞれの原告団と弁護団の意見交流と、ひきつづく奮闘を誓い合う場となりました。
今後の裁判日程
❖次回 3月19日(水)午前11時~
❖次々回 6月17日(火)午前11時~
いずれも大阪地裁202号大法廷です。多くの傍聴参加をよろしくお願いします。
[2024.12.26] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
◆ カジノに反対する大阪連絡会ニュース 77号 2024.12.17 (PDF)
第2次住民訴訟 松井前市長、土地鑑定業者らに1000億円損害賠償請求
提訴に向かう原告と弁護団(大阪地裁前)
12月16日、カジノ用地格安賃料による損害額約1044億円(33年半)の賠償を松井一郎前市長、横山英幸現市長、大阪港湾局長、カジノ事業者、不動産鑑定業者4社とそれを実行した不動産鑑定士個人に請求する訴訟が大阪地裁に出されました。
この住民訴訟は、9月20日に496人の大阪市民による住民監査請求の結果「一部却下・一部合議不調」が11月18日に出されたのを受け、監査請求人から3名が代表して提訴しました。
司法記者クラブで会見を行う原告ら
司法記者クラブで行われた記者会見で、原告は「住民サービスを削る一方、ずさんなお金の使い方は許せない」「格安賃料で損害を受けることを知らない市民に広く知らせたい」と決意を語りました。
カジノをめぐる裁判は、これまで3つのグループから提訴され、現在大阪地裁で合同審理がすすめられていますが、今回の訴訟も併合するように要請しています。
【損害賠償請求の金額について】
○損害=適正な賃料と違法な格安賃料との差額
・違法な格安賃料 月額2億1073万0589円
・適正な賃料 月額4億7060万円(少なくともこれ以上)
※ IR事業を考慮した高層ホテルなどの用地としての適正な賃料について不動産鑑定士に依頼した調査結果
・賃料の差額 月額2億5986万9411円
・契約期間 最初の引渡日から2058年4月13日までの33年余り
今後の裁判日程
次回1月27日(月)11時~大阪地裁202号法廷
報告集会は弁護士会館で
次々回 3月19日(水)11時~
総理大臣、国交大臣あての要請書 各大臣の名前の変更です。
大阪のカジノ(賭博場)誘致計画の「認定」取り消しを求める要請書 (word版)
大阪のカジノ(賭博場)誘致計画の「認定」取り消しを求める要請書 (PDF版)
万博への遠足について、多くの懸念がある中、茨木市立春日小学校と熊取町は、万博遠足には「行かない」と決めました。
●茨木市立春日小学校は11月29日付け「学校だより」で、行かない理由として、①現地の安全面、②電車で行くには遠距離、バス代が高額、③会場内やパビリオンでの混み具合が不透明、④教職員の下見が十分にできないなど見通しを立てることが難しいとしています。
●熊取町は12月2日の校長会で「学校からの万博への遠足は行かない」と決定。①希望した日時やバスの予定、パビリオンなど正確な回答が得られてない、②昼食会場など現地の下見ができないなど不透明。③パビリオンが決まらず事前学習ができない、④安全・安心がはっきりしないことなどで判断されました。
どちらも、4歳から17歳までの無料招待事業はそのままなので家庭から行くのは自由であることを知らせています。
WTC展望台から「夢洲の全体像」を
百聞は一見に如かず。夢洲上陸で、土地鑑定で問題になった夢洲駅やカジノの工事現場を見ることができます。WTC展望台から「夢洲の全体像」を。宣伝・署名の迫力も変わります。「見学会」を企画して、ガイド希望があれば事務局までお申し出ください。
[2024.11.29] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ]
カジノに反対する大阪連絡会ニュース 76号 2024.11.28
万博工事優先の夢洲で職場を守る
港湾労働者の誇りとたたかい
全港湾 阪神支部 久保田稔 書記長(右写真)の発言を紹介します(カジノ反対連絡会第4回総会)。来年4月からの万博開催を間近に控え、港湾の実態と労働者のとりくみには府民が知るべき大変重要な事実があります。
大阪港で働く港湾労働者の業務エリアは、主に話題の夢洲を含め舞洲・咲州が中心となります。港湾荷役は、貨物船からコンテナを降ろしたり積んだり、またコンテナへの荷物の積み下ろしなどの業務を行います。
トレーラーによる海上コンテナ陸上輸送はコンテナターミナルを発着地とします。中でも夢洲・咲州南港は日常的に通行するエリアです。咲洲や夢洲ではトレーラーの渋滞が日常的に発生しており、行政港湾局に対して(万博工事が)物流の妨げにならないよう、待機場の確保や動線の事前の変更周知徹底などを要求する取組みを続けてきました。
コンテナターミナル1日2000台
夢洲はもともと、国の国際戦略港湾として位置づけられています。今、カジノ・万博で騒がれていますが、物流に特化した環境整備を進め、さらに物流を強化し経済を発展させる土地だというのが本来あるべき姿です。そして夢洲には関西の最大の物流拠点「夢洲コンテナターミナル(Dream Island Container Terminal)」があり、港湾業界では頭文字を取ってDICT(ディクト)と呼ばれています。DICTでは大阪港に出入りするコンテナ船の40%を取り扱っており、一日のトレーラーの搬出入は2000台を超えます。
渋滞問題 待機場所の設置とトイレ確保
いま万博工事が優先され、毎日のようにトレーラーが通る道が変更され、工事車両とトレーラーが重なって渋滞を起こしています。渋滞問題は数年来の問題で、当局と何度協議を重ねても解消されず、物流環境に大きな影響を及ぼしています。対策として一般道にトレーラーが並ばないよう待機場の確保を強く訴え、夢洲のコンビニ裏側にある約400 台のトレーラー待機場は、労働組合との協議で確保させ、また、夢舞大橋を降りてすぐ右手のカジノ予定地の中にも待機場を確保させました。
ただドライバーは常に車の中で待機しますが、トレーラー待機場にはトイレがありません。この問題も私たちの取り組みで、万博の2億円トイレほど豪華ではありませんが(笑)、仮設トイレを設置させるという成果を得ています。
最大の問題は、万博開催中の来場者の入場を優先させるためにDICTに入るコンテナ船を他の港に移すことも検討すると、万博協会が一方的にプレス発表したことです。これを許すと港で働いている港湾労働者の仕事がなくなります。
港湾労働者は登録地でしか働けない
港湾業界は、一般派遣や非正規労働者を認めないルールの「港湾労働法」と、港湾労使で築き上げた「港湾産別協定」があります。事業主には雇用にあたっては社会三保険を掛けさせ登録した人が働ける。登録された労働者は「港湾労働者証(港湾ワッペン)」を持っています。
もし貨物船を、神戸港や名古屋港に移されると、港湾労働者は県境(登録地)をまたいでは働けないので、仕事を失うことになります。港湾労働者は全国どこでも働くことはできないのです。労働条件や就労環境の変化・変更を伴う場合は、組合との事前協議が必要なのに、それすら無視しプレス発表を一方的にしたことが許せないことです。
5年前、G20が南港で開催され、たった4日間の開催でしたが、厳重警戒が張られて作業を止められました。その4日の間に船は神戸港などに振り替えられ、G20が終わっても船が大阪港に戻ってこない問題もありました。そうなると就労が失われます。そういう過去の経過から、万博を理由に船を他港に振るのは考えられないと強く怒りを持って行動を起こしています
日本の暮らし支える港湾の仕事に誇り
カジノは絶対に許さない
日本の生活は衣服や食品、日用品、ほとんどが輸入品です。
港湾労働は製造業のようなものづくり産業ではありませんが、生活物資の大半を輸入品に頼っている日本の実態から、日常生活を支える基幹産業と確信しています。
だからこそ物流の停滞を防ぐことに労働組合としても総力をあげ、何よりも府民の生活を支える縁の下の力持ちだと責任を持っています。
これからも港は我々港湾労働者が全力で守るという決意を持って、「絶対にカジノは許さん」取り組みを進めていきたいと思います。皆さんと共に頑張りましょう。
[2024.11.20] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
カジノ用地の第二次住民監査請求の結果について
9月20日に松井前市長らに損害賠償を求める住民監査請求を大阪市民496人が提出していました(監査委員会が451人のみ受理)が、11月18日、監査結果が公表されました。
➔ 監査結果の概要はこちら (大阪市HPに掲載)
➔ 本文などはこちら (大阪市HP)
掲載内容(概要/本文1 別冊1 別冊2/本文2/本文3)
大阪市:住民監査請求の状況【令和6年度請求分】 (…>監査委員>監査の実施状況)
カジノ用地格安賃料訴訟 学習会のご案内
住民監査請求の結果を踏まえ、松井元市長らに対する損害賠償を求める訴訟を予定していますが、現在の裁判の状況や争点についての学習会を開催しますのでご案内します。
日時:12月11日(水)午後6時30分~
場所:エルおおさか708号室
主催:カジノ用地格安賃料訴訟を支える会
➔ 案内ビラはこちら (PDF)お知り合いにお知らせください。
カジノ用地格第2次住民監査請求結果をめぐる報道(11月20日)
◆ 『しんぶん赤旗』電子版 11月19日
不適切賃料 市が誘導 大阪カジノ用地 監査委員が指摘
賠償請求認めず
大阪カジノリゾートの用地として市有地を格安で貸すことで約1046億円の損害を大阪市に与えたとして、大阪市民が松井一郎前市長らに賠償を求める住民監査請求の結果が18日に公表され、委員で意見が分かれたため請求は認められませんでした。しかし、カジノ用地の賃料設定については大阪市が誘導して不適切な価格設定が行われたとする厳しい意見が出されました。
勧告すべきとする監査委員は、「大阪市から各鑑定業者に対して価格を誘導しているのではないかと受け取られたとしても不思議ではなく不適切である」と指摘。また、不動産鑑定において新駅を考慮しなかったことについては、「賃料が土地の現況と整合しない価格になると想定される疑義がある」との意見や、勧告に賛成しない委員からも「賃料が適切に定められたということは難しい」との意見が出されました。
結果を受けて、カジノ格安賃料住民訴訟の藤永延代原告団長は、「世間一般の常識とかけ離れている。市民による行政監視がむなしくなるが、これで負けるつもりはない」とし、住民訴訟を起こす方針を明らかにしました。
◆ NHK 関西 NEWS WEB
IRめぐる住民監査請求 賃料が適切かは結論出ず 大阪
◆ 民主法律時報
【大阪IRカジノ格安賃料住民訴訟】松井前市長とカジノ事業者らに対して1045億円の損害賠償を求める住民監査請求 弁護士 長野 真一郎
[2024.11.9] -[トピックス ・市民の要求と運動 ・地域経済、商工政策 ・市民の要求と運動 ]
第23回 中央区みんなの自治体学校
“年収の壁”基礎控除拡大だけで暮らしはよくなるの?
11月25日(月)18:00
会場 えきちか森ノ宮
参加費500円講演 (税理士)清家 裕さん
[PDF]第23回 中央区みんなの自治体学校
[2024.11.8] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
カジノ ストップ! 3つの裁判が合同に
維新ジャーナル「10月から月2億円の土地賃貸料発生」はウソ
第2次監査請求 市民451人が提出
[PDF]カジノに反対する大阪連絡会ニュース No.75
[2024.9.15] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ・市民の要求と運動 ・大阪都構想 ]
VIDEO
■ 各団体からの実態や報告
00:27
①「大阪市の教育の現状」 宮城登 さん
(大阪市をよくする会常任幹事、大阪市学校園教職員組合委員長)
8:51
②「全国一高い介護保険料」 藤原一郎 さん
(常任幹事、中央区よくする会)
17:37
③「生活保護行政での変化」 大口 耕吉郎 さん
(常任幹事、全大阪生活と健康を守る会連合会会長)
28:01
④「新・市政改革プランについて」 中山 直和 さん
(大阪市をよくする会事務局次長)
■ 講演
39:40
「本来自治体はどうあるべきか~大阪市の財政運営から考える」
森 裕之 立命館大学教授
[2024.9.11] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
大阪市民のみなさん カジノを止めるため
第2次住民監査請求の請求人になりませんか!
これまでの経過
私たちはカジノはいらない!の運動をすすめ、昨年1月16日、夢洲の市有地を、違法な格安賃料でカジノ業者に賃貸することの差止を求め、住民監査請求を行いました。
そして、「合議不調」の監査結果を踏まえ、昨年4月3日に「違法な格安賃料による契約の差止」を求めて大阪地裁に提訴し、現在に至っています。
松井一郎元市長らに約1000億円の損賠賠償を求める第2次住民監査請求へ
昨年9月に大阪港湾局が隠ぺいしていたメールが明らかになり、その内容を専門家の協力を得て分析するなかで、違法な格安賃料を導き出した大阪市とカジノ事業者の談合が明らかになりました。
第2次住民監査請求は、違法な格安賃料によって「大阪市(市民)が受けた損害の賠償」を求めるものです。(正式な「要旨」は現在作成中です。)
請求の相手は、松井一郎元市長(基本協定締結の責任者)、横山英幸現市長(賃貸借契約締結の責任者)、大阪港湾局長、「大阪IR株式会社」、不動産鑑定業者・不動産鑑定士個人らで、政治家の責任を厳しく追及します。
請求の金額は、適正な賃料と違法な格安賃料との差額ですが、35年近い間の賃貸契約としているため、約1,000億円にもなることが試算されています。適正な賃料の算定は、不動産鑑定士による調査を踏まえて確定する予定です。
請求の時期は、9月20日(金)を予定しています。その後、大阪市監査委員会の監査結果を踏まえ、第2次の住民訴訟へと進むことを想定しています。
今回の請求人のよびかけは、裁判の原告のよびかけではありません。また費用も掛かりませんので、奮ってご参加ください。手続きは、別紙(監査請求人)に住所・氏名・電話番号を記入して頂き、9月17日までに事務局に届けてください。
[PDF]不服審査請求の呼びかけ 不服審査請求の呼びかけ(このページの文章と同じもの)
[PDF]請求人用紙(1人用)
[PDF]請求人用紙(5人連記)
※住所・名前・電話番号を記載 ※直筆(印鑑不要)
9月20日に提出します ので、9月19日までに支える会事務局へ郵送または持参をお願いします。
「支える会」事務局
〒531-0041 大阪市北区天神橋1-13-15大阪グリーン会館3階
[2024.9.11] -[市民の要求と運動 ・カジノについて ・トピックス ]
「カジノ格安賃料差止め訴訟を支える会」は8月27日、カジノ業者へ夢洲の市有地引き渡しなどの差し止めを求める訴訟に加え、新たに松井一郎前市長らに損害賠償を求める第2次住民監査請求の学習会を開催しました。
●原告弁護団の加苅匠弁護士が第1次訴訟の経過と現状を報告。
[PDF] 加苅匠弁護士のレジュメ
●長野真一郎弁護団長が、第2次監査請求について、違法な格安賃料で賃貸契約をした松井前市長、横山現市長、大阪港湾局長、カジノ事業者(大阪IR株式会社)、不動産鑑定業者と鑑定士の責任を追及すると強調。35年の契約期間で大阪市民が被る損害額は約1000億円。9月20日に監査請求を行うと報告しました。
[PDF] 長野真一郎弁護士のレジュメ
●藤永延代原告団長が、「政治の不正をただすには数が勝負」と、第2次監査請求への参加を呼びかけました。
第2次監査請求にご参加を
[2024.7.5] -[トピックス ・発行物・宣伝物 ]
[1面]大阪市は介護保険料を引き下げてください!
[2面]危険な夢洲 カジノのための万博を中止を!
[PDF]「大阪市をよくする会」機関紙 2024年7月 第461号 1面
[PDF]「大阪市をよくする会」機関紙 2024年7月 第461号 2面